J-Face について | 顔認証センサーJ-Face を活用した顔認証システム
J-Face(ジェイ・フェイス)は、低コストで高機能な顔認証システムの構築を可能にする顔認証センサーです。
業界最高レベルの認証速度・精度を誇り、様々なシーンにおいてセキュリティ強化を実現します。
また、人件費などのコスト削減、店舗の売り上げアップに繋げることも可能です。
登録人数 | 標準で最大1,000人、10,000枚の顔の登録が可能です。オプションにより登録数は増やせます。 | 同時認証数 | 1枚のフレームから100人まで同時に認証が行えます。 ただし、複数人を同時に認証した場合認証速度が低下します。 推奨の同時認証数は5人以内です。 |
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マスク顔認証 | マスク着用での顔認証に対応しています。 | グループ設定 | 人物のグループを最大30種類設定可能です。グループ毎に電子錠の制御を制限したりすることも可能です。 |
LANポート2基搭載 | LANポートを2基搭載します。通常の通信ポートとカメラ用の通信ポートでセグメントを分割し、ネットワークの負荷を分散します。 | NTP同期 | NTPサーバーと同期し、顔認証センサーの時刻を正しい時刻に補正します。 |
TCPポート番号 | 通信用のポート番号を任意に設定可能です。セキュリティソフトやルーターの環境に合わせることができます。 | ディスクスペース | ローカルディスクの使用容量を確認する事ができます。 |
DB/FTPサーバー内蔵(搭載有無はシリーズにより異なります) | センサーにDB/FTPサーバーを内蔵していますので、別途サーバーを用意する必要がありません。既存のサーバーを使用することも可能です。(現状、DBはPostgreSQLに対応) | 認証結果 |
認証の結果はDB/FTPサーバーに保存されます。
認証時のカメラ画像、認証結果(点数)、人物特定の際はその個人データ等がサーバーに保存されます。
サーバーには、顔を検出した画像のみが保存されます(未特定者を含む全員)。
顔が写っていない画像は保存されないため、 ストレージ容量の節約となります。
※顔が未検出の場合に画像を保存することも可能です。 |
定期クリーニング | 指定の日数を経過した過去の認証履歴を自動で削除することで、サーバー容量の圧迫を抑制します。例えば、30日を経過した履歴を定期的にクリーニングします。 | 認証閾値 | 顔認証センサーの認証閾値は自由に設定可能です。設置の環境・セキュリティレベルに合わせて柔軟に対応できます。 認証精度(セキュリティレベル)を高めるには、認証閾値を高く設定します。 |
顔サイズ閾値 | 指定の顔サイズを認証の対象から外すことができます。 例えば、縦もしくは横のサイズが200ピクセル以下の顔を認証対象としないように設定することができます。 カメラから極端に離れている場合や近すぎる場合は、画質やレンズの歪みの影響により認証精度が低くなる傾向にあるため、 これらを防止するために使用します。 | 認証角度 | 顔角度の許容範囲を「広い、普通、狭い」から指定する事により、 認証閾値と同様に認証精度(セキュリティレベル)を高めることが可能です。 |
追跡認証 | 特定した人物を追跡し、認証率を高めます。追跡認証機能を有効にした場合、特定した人物を追跡し、認証率を高めます。 通常、人物を特定後に被写体が移動した場合や角度が変わった場合は認証率が下がりますが、 追跡認証機能が有効の場合は、認証率の向上が期待できます。 ウォークスルーによる認証時等において、追跡開始時の1枚目のフレームを捨てる事により、誤認証を軽減する事も可能です。 | 認証通知間隔 | 顔検出時の通知の間隔と 顔未検出時の通知の間隔をそれぞれ設定することができます。 顔検出時の通知間隔は短く(速く)、 顔未検出時の通知間隔は長く(遅く)といった設定が可能です。 人物検出をより確実に行いたい場合は、人物検出時の通知間隔を短く設定します。 顔未検出時の映像が必要ない場合は、通知間隔を長く設定します。 ネットワーク負荷の低下にもつながります。 |
同一人物通知抑制 | 同一の人物を短時間に複数回検出した場合に、何度も通知しないように抑制することができます。 10ミリ秒単位で指定可能で無効にすることもできます。 | ライブチェック | 写真等でのなりすましを防止するために、瞬きを検出しないと認証しないようにすることができます。 |
学習登録 | カメラに映った人物が、顔を登録してから指定の期間が過ぎていた場合に、自動で顔を登録します。 顔の経年変化に対応するために使用します。学習登録の条件(認証結果の点数が指定の範囲内かどうか)も設定可能です。 | スケジュール | カメラ毎に、認証処理他接点出力制御を行う時間を設定できます。 例として、9時から18時までドアを制御(接点出力)するなどの設定ができます。 |
メール送信 | 顔認証の結果に伴い、メールを送信することができます。 指定のメールアドレスに認証情報や検出顔画像を通知します。 個人毎に送信先を変更することもできます。 | カメラモニター | カメラが適切に設置できたかどうかをWEBブラウザにて確認することができます。別途プラグインのインストールは不要です。 |
ROI | カメラの指定の範囲のみを認証の対象とする設定が可能です。 | SSL/TLS | DB/FTPの接続に、SSL/TLSを選択することが可能です。プライバシーに関わる情報を安全に通信します。 |
アドオン |
J-Face に拡張機能を追加し動作させることができます。最大4つのアドオンがインストールできます。 ※認証されたアドオンソフトのみがインストール可能です。詳細は別途お問い合わせください。 |
ファームウェアアップデート | 顔認証エンジンの性能向上や機能追加を目的とした、ファームウェアアップデートを実施します。ファームウェアはホームページやCDメディア等で配布します。 |
無線LAN | アクセスポイントモード、クライアントモードに対応します。アクセスポイントモードの場合、DHCPサーバー/クライアントにも対応します。 | 外部機器認証連携 | IDカード認証機器や、他のバイオメトリクス認証機器と、USBやネットワークを介して連携します。外部機器での認証時にカメラ画像を記録することも可能です。IDカードと顔認証をそれぞれ独立させての認証や、IDカードと顔認証を組み合わせての認証を行うことも可能です。 |
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無電圧接点出力 | 顔認証OKの場合に外部機器を制御します。例として、人物特定時の電子錠開錠や、ブザーによる発報が可能です。 | デジタル入力 | TTLレベルのデジタル入力ポートを搭載し、顔認証と連動することができます。例として、IDカード認証と顔認証の2段階認証を行うことが可能です。単に入力を別の機器へリレーすることも可能です。 |
CGI出力 | 顔認証OKの場合にCGIのリクエストを送信し、外部機器と連動します。 | 共連れ防止 (無電圧接点出力・CGI出力オプション) |
顔認証の際、カメラに複数人が写っている場合に外部機器の制御を抑止します。 ドア制御の場合、複数人を同時に検出した場合にドアを解錠しない、 もしくは全員を特定しない限りドアを解錠しない設定ができます。 |
UPS | APC社製のUPSに対応しています。停電時、UPSのバッテリ容量が一定量以下になれば自動シャットダウンし、電源復帰時に自動起動します。 | 年齢・性別・笑顔度出力 | 正面画において年齢・性別の予測、笑顔度などの顔表情、目、鼻、口等の座標位置を出力する事ができます。 |
自動登録 | 登録されてない人物(顔)を検出した場合に、自動で登録することができます。 自動登録することにより、ピープルカウンターとしての使用や、 リピート率の測定などに使用することができます。 | 勤怠情報CSV出力 | J-Face IT の勤怠モードにて記録された勤怠情報をCSVファイルで出力することができます。 |
マスク・眼鏡・サングラス検出/アラート | マスクや眼鏡・サングラスを検出した場合に注意を促す機能です。未検出時、例えばマスク非着用時にアラートすることも可能です。 | 温度検出/アラート | 温度が高い場合に注意を促す機能です。温度が低い場合、例えば写真によるなりすまし時アラートすることも可能です。 |
高性能な顔認証システムの構築を可能にする J-Face のシステム構成例をご紹介します。
業界最高基準の監視速度を誇る J-Face のスペックについてご紹介します。
最大速度 | 最大100msec間隔(接続カメラ台数、画像サイズ等により変化) |
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接続カメラ台数 | 1~8台(H/W性能、監視速度、画像サイズ等により変化) |
接続カメラ種別 | RTSP対応ネットワークカメラ。 画像圧縮はH.264、H.265、MPEG4に対応。 画像サイズは4K、FullHD、UXGAまで対応。 |
顔登録者数 | 最大10,000枚(1,000人まで管理、1人につき最大50枚登録可能) ※カスタマイズにより拡張可能 |
DB/FTPサーバ | 内蔵(ただし、接続カメラ台数に制限有) |
J-Face の関連機器およびソフトウェアについてご紹介します。